本日は、見えない虫歯についてご紹介いたします。
まずはこちらをご覧ください。
お子様の左上の歯の写真です。

黒くなっている歯(乳歯)は、虫歯が大きく進行しているため、抜くことになりました。
抜いた直後の写真がこちらです。
唇を引っぱり、正面から撮りました。

抜いた乳歯の1つ奥の歯に、ポチっと虫歯があるのがご覧いただけるでしょうか?
これが、歯と歯の間にできた【目に見えない虫歯】です!
今回、虫歯自体が小さかったので、虫歯を削り、その場で白い詰め物をする治療で済みましたが…
もし、中で大きく広がっていたら、神経を取る治療になっていたと思われます。
(神経を取ると、その歯の寿命は半分になってしまうと言われています。)
では、歯と歯の間の虫歯を予防・再発予防するためには、何をしたらいいのか?
残念ながら、ハブラシだけでは歯の間のプラーク(細菌のかたまり)を取ることができません。
そこで取り入れていただきたいのが、『フロス』あるいは『歯間ブラシ』です!

歯の隙間の大きさによっては、使い分けがありますので、必ず衛生士・医師からの処方を受けてくださいね!
ケアアイテムを+αして、細菌のかたまりをさらに減らしていきましょう!
藤川