歯周病は感染症ですので、他人に感染する可能性はあります

歯周病は歯垢(プラーク)の中に含まれている「歯周病菌(細菌の塊)」が、歯周組織に感染する事によって発症しますので、もしも歯周病の方とキスをしたりすれば感染する可能性は否定できないのです。
ただ、歯周病菌(細菌)の感染力はそれほど強くなく、また抵抗力があれば、例え歯周病菌の方とキスをしても歯周病菌(細菌)に感染する事はありません。
ですので夫婦間、恋人同士などで一方が歯周病だったとしても、抵抗力があれば、そう簡単に感染する事はありませんが、もしも「病気・ストレス・睡眠不足」などによって、抵抗力が低下している様な場合は感染する場合もありますので注意しましょう!
乳幼児期は注意しましょう

口の中には数十億匹くらいの細菌がいます。
唾液には、抗菌作用がありますが、唾液の中に細菌(虫歯菌)はいます。
止めた方が良い事は、食べ物を噛んで口から出した物を子供に食べさせる事やキスを口にする事です。
歯が生えたばかりの子供は免疫力が乏しく、母乳を飲んだりして成長して、2歳頃にある程度の免疫力がつきますので、3歳くらいまでは注意が必要です。
ただ、100%防止は基本的には難しいと思います。
あまり気にしすぎても良い事は有りません。虫歯菌が口の中にいても、虫歯にならない人もいくらでもいます。
お子様の虫歯を気になさるなら、定期的な検診、毎日の歯磨き、フッ素使用等の虫歯予防を心がけた方が有効ではないでしょうか。