
喫煙や飲酒をする人だけの解析でも同様の結果で、歯磨き習慣がないことががんの危険因子であることを強く示すものだとしています。 この調査結果は昨年10月に開かれた日本癌学会で発表されましたが、歯磨き習慣と発がんの関連を示す報告は国内初めてのことです。 この調査結果について、同研究では
「口やのどには発がん物質とされるアセトアルデヒドを作る細菌がいる。 歯磨きで細菌や発がん物質が洗い流されるので、少なくとも朝と夜に磨けば、がん予防に役立つ」引用:歯磨きしないと「がん」になる!?より と説明しています。 この調査は、同センターを受診した人の中から、口の中やのどなどの頭頸部がんと食道がんの患者計961人と、がんでない2,883人に、歯磨きや喫煙、飲酒などの習慣を聞いて調べました。調査対象者の年齢は20~79歳で、平均は61歳でした。