
ひとりで上手に歯を磨けるようになるまでの間は、お母さんやお父さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。
ただし、磨かせなさいと無理強いしたり、あせったりすると、お子さんはますます歯磨きを嫌がります。
ゆっくりした気持ちで習慣化しましょう。
小児の仕上げ磨きの6つのポイント

- ①ヘッドが小さい奥歯まで届く小さめのものを使う
- ②ブラシの持ち方はペングリップ、鉛筆を持つようにします。
軽く握り、指先で細かくコントロールしながらシャカシャカと磨きます。
- ③ゆったりした気持ちで磨いてあげましょう。
磨いてあげる大人が落ち着かない気持ちでいると、つい力が入り過ぎたり、ぞんざいになったりして、かえって歯磨き嫌いにしてしまいます。
親子のスキンシップの時間として楽しんで磨いてあげましょう。
- ④頭はひざに乗せて安定させて磨きます。
口の中が良く見えるのが寝た姿勢。
ひざに頭を乗せると安定し、自由に両腕を動かすことができます。
- ⑤効率のよい順番で磨きましょう。
前歯は敏感なところ。
感覚の鈍い下の奥歯から順に、上の奥歯、下の前歯、上の前歯の順に磨くと嫌がりません。
- ⑥6歳臼歯は重要です。
必ず磨き残しチェックをしましょう。
6歳臼歯は上下の噛み合わせを決める重要な歯です。
この歯は絶対虫歯にしないようチェック磨きを忘れないでください